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書家 炭山南木「龍出洞門～(漢詩二行書)※昭和39年作」真作共箱■作家名：炭山南木

■作品名：龍出洞門常作雨鶴. 巣松樹不知事
(読み)
「龍は洞門を出でて常に雨をおこし鶴は松樹に巣を作りて年を知らず」
(意味)
龍は雨の神で農業に福をもたらし、鶴は松の木に巣を作って何千年。
両者とも吉祥の象徴。
よいことが末永く続くようにというおめでたい文言。

■手法：紙本・墨

■寸法：本紙130.4×33.3㎝、総丈193.0×45.6㎝

■備考：「甲辰新春南木試筆」、印「炭山南木」「子鴻」

■状態：折れ、シミがございます。

■付属品：共箱

■略歴
【炭山南木(1895～1979)】
昭和時代の書家。
明治28年3月25日生まれ。川谷尚亭に師事。行草書を得意とした。昭和17年神融会を設立。
21年辻本史邑らと日本書芸院を設立,のち理事長。26年日展で特選。
37年「白楽天詩」で芸術院賞。大阪樟蔭女子大教授,東大阪書道協会会長などをつとめた。
昭和54年11月23日死去。84歳。香川県出身。京都市立美術工芸学校卒。

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